PHP開発におすすめのテキストエディタ「Notepad++」のインストールと設定
2016/10/25
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「手軽だけど気が利く」テキストエディタ
PHPのプログラミングをする際に
大規模なプロジェクトでもないちょっとしたシステムだと
eclipseなどのIDEは便利な反面、起動に時間がかかったり設定が面倒だったりで
仰々しいなぁと思うことがあります。
そこで、手軽に起動できて簡単に使える、なおかつ便利な機能をいろいろ追加できる
テキストエディタ「Notepad++」を紹介します。
なお、この記事の解説は Windows10 64bit OS 環境が対象です。
Notepad++ のインストール
https://notepad-plus-plus.org/
上記のサイトにアクセスし、左メニューの「download」でダウンロードページへ行き
プログラムをダウンロードします。(この記事の執筆時点での最新バージョンは 7.0 です。)
32bit版と64bit版があるのですが、64bit版をインストールすると
なぜかNppFTP(後述)プラグインがインストールできなかったので32bit版をダウンロードしてください。
(64bit版は対応していないのかもしれません。)
ダウンロードしたファイルを実行します。
言語の選択は最初から「Japanese / Nihongo」になっていると思いますが、
違っていた場合やほかの言語にしたい場合は選択しなおして「OK」を押します。
「次へ」を押して進みます。
ライセンス契約書を読み、「同意する」を押します。
インストール先のフォルダはデフォルトのままで良いです。
コンポーネントもそのままでOKです。
上二つは通常はチェックを外した状態で大丈夫です。
一番下はデスクトップにショートカットを作成したい場合チェックを入れてください。
以上でインストールは完了です。
初期設定&サーバと同期する方法
Notepad++ を起動し、上部メニューの「設定」→「環境設定」で設定画面を開きます。
左側の「新規文書」を選択し、エンコードを「UTF-8」にします。
次に、Notepad++ の便利な機能の一つとして
サーバとローカルのファイルを同期できる「NppFTP」プラグインというものがありますので
それをインストールします。
「プラグイン」→「Plugin Manager」→「Show Plugin Manager」を選択し、
プラグイン管理画面を開きます。
「NppFTP」にチェックを入れて「Install」ボタンを押します。
インストールが完了すると上記のような確認メッセージが出てきますので
「はい」を押してNotepad++を再起動します。
「プラグイン」に「NppFTP」が追加されているので
「Show NppFTP Window」または上記の赤枠で囲ったアイコンをクリックします。
画面右側にNppFTPのウィンドウが表示されます。
歯車アイコン→「Profile settings」をクリックし、サーバの接続設定を開きます。
「Add new」をクリックし、新規接続設定を作成します。
設定の名前は自分がわかりやすいものでよいと思います。ここでは例として「My Website」とします。
ここで Hostname などを入力します。
下記は私が使用しているエックスサーバの設定の例です。
Hostname: sv****.xserver.jp (FTPサーバー名)
Connection type: FTP
Port: 21
Username: (ユーザー名)
Password: (パスワード)
「Cache」タブをクリックし、ローカルとサーバの同期対象のディレクトリをそれぞれ設定します。
Local path と External path を入力し、「Add new」ボタンを押します。
最後に「Close」で設定は終了です。
NppFTPウィンドウの左端のアイコンをクリックすると
先ほど追加した設定が表示されるのでクリックして接続します。
このような感じでサーバ上のディレクトリやファイルが表示されます。
同期するディレクトリを設定している場合
この状態でサーバ上のファイルを開く(ファイル名をダブルクリックする)と
サーバのファイルがダウンロードされる、つまりローカルのファイルをサーバのファイルで上書きすることになります。
確認メッセージなどは出ませんので、ローカルで編集済みの場合などは注意してください。